作词 : jimmythumbP
作曲 : jimmythumbP
淡い霧が溶けてゆく
街の静寂の果てに
あの空が明かしたのは
産まれたての世界さ
いまはまだ僕の足音だけ
いつも同じ夢を見るよ
着飾る嘘も限界も脱いだ君を
縦横無尽に広がる舞台に立つのさ
夜も知らず完成を走らす
いっそ誘惑に苛まれてみたいのさ
歓声が息を潜めたら
次は僕の番だ
気が付けばいつからか
通り過ぎる景色に
現実を感じなくなった
産まれたての世界に
この身体を置いて行けないなら
きっと幻に変わる舞台に立つのさ
僕を焦がす無数の光へ
いっそ重圧を飼い馴らしてみたいのさ
そうか、これはあの夢に見た
もうひとりの僕だ
「ここは舞台だ。」
「胸を打つ準備を。」
「足を止めないで。」
「君が創るのさ。」
「それが未来だ。」
「壮大じゃなくても、それが未来だ。」
淡い霧が溶けてゆく
この身体をすべて満たしてゆく
きっと僕を塗り替える舞台に立つのさ
息を止めてひとつ踏み出す
たった一度だけの明日を探すのさ
さあ客席は夜に染まった
どうか僕の声を