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少女病
告解エピグラム
私の先にこんなに 掬いきれない程の 未知の可能性が
存在するなんて 想像さえもしなかった
抱きしめる 明日のすべてを────
「決めた。どんな可能性に辿りついても、私は……」
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Lyrics:少女病
Compose&Arrange:RD-Sounds
Vocal:Lico
Voices:丹下桜,子安武人
空から指し示された ひとつめの鍵
今、少女が選ぶのは死の黒鍵?
いつか見据えた 優しい世界
これ以上傷口が広がることのない 扉か
透明に輝く ふたつめの鍵
今、少女が取るのは生の白鍵?
ここで見つけた 新しい世界
前向きに力強く立ちあがるための 扉か
それは小さな言葉でも 噛みしめて呟く
「……会いたい人がたくさんいるから」
可能性をまとめて不定できない だから今は────
これから生きる 明日へと進む
選択が正しいものかなんてどうだっていいんだ
信じよう これからの私の事を 空を見上げ白い鍵を手にした
家族の姿も 友の姿も ah...
今の少女には眩しすぎて
ただ憧憬を 抱くことしかできなくて
浮き足立つ感情はもうおさまらずに
結ばれる自分 子を持つ未来 ah...
そんな可能性があるだけで
生きてくだけの 価値を感じた
前向きに 力強く立ちあがるための 扉へ
甘いかもしれない 辛い明日だって
きっとたくさんあるのでしょう
けれど譲れない 神が笑ったとしても私はこの鍵を選ぶ
今は小さな一歩でも 踏みしめて歩こう
ここでの記憶をなくしたって
希望に満ち溢れた想いは きっと消えないから────
これから生きる 明日への進む
選択が正しいものかなんてどうだっていいんだ
信じよう これからの私の事を 空を見上て白い鍵を手にして...
生きよう また笑うために
愛おしいあの子にまた出会えるために扉を開ける
私も物語終えた後に この場所で仮面をつけるのだろうか?
『固く閉ざされていた扉が開かれる。
少女を待ち受ける可能性は、きっとその選択を受け入れるだろう。[!--empirenews.page--]
天球は堕ち、告解の館は幻ときえる。
見送る仮面の住人達は、どこか微笑んでいるようにもみえて……』
「さあ、行こう────!」
終わり