isola
月子
the note of satanism
「isola」
作曲、編曲:オーギュスト棒
作詞:ぬきちゃん。
歌:月子
lyric by fred19901025
時(とき)に埋(う)もれてく
幾度(いくど)となく重(かさ)ねられ
繰(く)り返(かえ)される歴史(れきし)は
揺(ゆ)らめく旋律(せんりつ) 響(ひび)いた
抱(いだ)かれるよう佇(たたず)むのは
敷石(しきいし)の集落(しゅうらく)
飛(と)び交(か)う金貨(きん)
路地裏(ろじうら)の空(そら)見上(みあ)げる花売(はなう)り
そこは閉(と)ざされた狭(せま)き世界(せかい)
目(め)に映(うつ)る全(すべ)て その真実(しんじつ)ならば
ただひと時(とき)の幸(しあわ)せを
誰(だれ)もが皆(みな) 同(おな)じ祈(いの)り繰(く)り返(かえ)し捧(ささ)ぐ
現実(げんじつ)なら求(もと)めれば求めるほどに
雑(ま)ざり合(あ)う
物(もの)を言(い)わぬ支配者(しはいしゃ)は何(なに)を思(おも)いながら
この街(まち)を名(な)づけたのか
やがて訪(おとず)れるその未来(みらい)に…
鋭(するど)い眼差(まなざ)しを持(も)って
ただ ただ見届(みとど)けるのだろうか
動(うご)き出(だ)す はじまるシグナル
何処(どこ)へ向(む)かうのか
まだ何(なに)も持(も)たざる手(て)
さあ いま深(ふか)く深(ふか)く
閉(と)じ込(こ)めて 沈(しず)めてみせよう
与(あた)えられた使命(しめい)なら
生(う)まれたての風(かぜ) 囁(ささや)く
整然(せいぜん)なる街(まち) 幾度(いくど)求(もと)め
何(なに)を齎(もたら)そうとしているのだろう
その真実(しんじつ)は己(おのれ)の思念(しねん)であるのなら
尽(つ)きることない闇(やみ)から
逃(のが)れることなど出来(でき)ない
目(め)を背(そむ)けた者(もの)ならば光満(ひかりみ)ちた空(そら)を
映(うつ)すことはないだろう
やがて羽広(はねひろ)げ 去(さ)るまでは…
終わり